お月様にあいたくて

闇夜の砂漠で月を待つ。 それが日常。 たまには、こっそりひっそり毒でも吐こうか。

終の棲家

貧乏人マンションを買う。30%のお値引き!?

終の棲家を書いているのだけど、筆が(キーボードか?)が進まない。

終の棲家の4個目の記事です。
分かりにくくてすみません。

やはり、貧乏という言葉に抵抗はあるのですが、
普通と言うよりかなり低所得なので、貧乏ってことにします。

実際には貧乏なんだけど、この言葉に抗いたい。
貧乏ではないと言い張る貧乏人のブログww
ウダウダ、グダグダ。。ふぅー。。。


ではでは、続きを…

実は部屋を2度目に見に行ったとき、不動産屋からプライスダウンの話しがあった。
不動産屋「予算はいくらですか?」
私「いや、ネットに書いてあった金額かなぁ…モニョモニョ」

なんといっても、社会見学と予備知識収拾のために電話をしたようなものだから、私に予算もへったくれもないのだけど、まさかねぇ…申し訳なくって、それを正直には言えませんよねーw

不「実は、売り主と価格の交渉をした結果、○○円まで下がりました。」
私「はぁ?」
不「ですから、こちるさんの予算でリフォームまでできると思いますよ。」

他にも色々と説明が。
「こちらは売り主が任意で売却することになったものなので
 売買が成立したら、面倒なことは一切ないお奨め物件です。
 抵当権や残債によるトラブルや居住権がどうのという
 トラブルの心配もありません。」

で、割引率は……およそ、30%!

なんだか分からないが、一気に数百万円のプライスダウン。
事件や事故もなく、変なヒモもなし?

それって、すごい優良物件なんじゃない?
よく分からないが…w

よく分からないというより、さっぱり分かっていなかったんだけどw

なので、とりあえず買うことにした。

とりあえず、とりあえずって、アホなんだかバカなんだか…両方なんだけどね。

だって、だって、だって…私、なーんにも知らなかったんだもの。

不動産屋のお兄ちゃんには、「不動産売買のことは、よく分からないんですよねー」と、話してはおいたのだけど、謙遜だと思われていたらしい。でも、本当にマンションを買うって、どういうことか私は全く知らなかった。

この、思いつきでのマンション購入が、不動産屋を混乱させることになる。

そして、私は平然としていた。だって、なにも……w



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下見に行こう!ピュアなアホw

終の棲家を書こうと思いつつ、ずいぶん日にちが経ってしまいました。
だんだん、記憶もあやふやになりつつあるので、駆け足で書いていきます。

不動産屋に電話をした翌日、そのマンションを見にいった。

担当は若いお兄ちゃん。
そのお兄ちゃんがドアを開ける前に言った。
「こちるさん、汚いですからね。本当に汚いので、驚かないでくださいね。」

フム。お手頃価格とはそういうものかも知れない。。。納得。

で、ドアを開けて見た光景は、別にって感じでちょっと肩すかしだった。
まぁ、確かに汚いのだけど、私の想像のはるか手前。
頭に浮かんでいたのが、修羅場跡みたいなイメージだったので…

こちらがリビング、こちらがクローゼット。
「あ。この荷物は売り主のなので、後で片付けますから~」
フムフム。

こちらがトイレ、こちらがお風呂。フーム。。。
電気が止まっているので、風呂とトイレは暗かった。

そして、私は暗いところが苦手。チラ見でお終い。
だって、こわいんだもの。

流し台には子どもの書いた絵が張られていた。

一人で暮らすには有り余る広さ。
広い庭。外の寒さを忘れさせる暖かさ。
いいなぁ~。

でも、ちょっと恐いな。子どもの書いた絵を剥がさずに行くなんて…

私「あのー、ここって事件とか事故とかがあったんじゃないですよね。」
不動産屋「大丈夫ですよ。そんなことは一切ありませんから。」

とりあえず、その日は見せてもらっただけでお終いにした。

翌日、不動産屋から電話があった。
「どうしますかー?」「他のお客さんが見たいと言っているのですが…」
昨日の今日にそんなこと聞かれても…
なんか、いかにもな台詞を言われてもさぁ、胡散臭いんだよなぁ。

第一ね、私には全く知識がございませんのよオホホ。
まあ、気にはいっていたので、翌日もう一度見せてもらうことにして電話を切った。

そうして、翌日。帰宅後、不動産屋に電話を入れた。
「買います。」って言っちゃったw

ネットで見つけて4日目、私はマンションを買うことにした。

経験積むもへったくれもない。自分でも驚きの衝動買いをしてしまった。
飛び切りピュアなアホ。それが、私w

※あ。勘違いのないように。
 ピュアでアホ。ではなく、アホさがピュアってことですw

探し物はなんですか

定年までまだ間がある。まあ急ぐことはない。
それでも、多少の知識は身につけようか。
やっすい年金を念頭に、身の丈にあった生活のできる範囲は?
仕事中にネットで不動産サイトをチェック。

歳をとっても腹は減るんだろうし、電気も使えば、水も飲む。。。

だから金銭的に相当苦しい生活になるってこと以外わからん。

なので漫然とスクロール。クリクリ。

賃貸は…フムッ、お安いところは私が死ぬ前に取り壊しになりそうだww
じゃ、買っちゃう…って、先立つものがねぇ~

なんといっても、お金がないってのが最大のネックだ。
でもよー。河原で野宿できる自信はないのよ。

野宿するなら、将来じゃなく今じゃね?
今頑張ってお金を貯めよう!
オォゥーッ! って、なるわけないでしょ。

人目を忍んでネットを見ること1週間。

なにげに目に留まった物件。
お手頃というには予算オーバーなんだけど…

ま、ね。
先々のことを考えて、不動産屋との交渉体験も積まないとね。

経験は武器になる。
実践あるのみ。
電話をかけてみることにした。

私の居場所はどこにある

4年前の今頃、高校の同級生から電話がかかってきた。
何年ぶり? 多分、20年ぶりくらいかな。

地元に就職した別の同級生が、なにやら役職に就くそうな。
お祝いの会をするけど、お前もどう?
無理、行けないよ。

昔話をするでもなく、田舎にいる子たちの話を聞いて
もの凄く太った話しをして、それくらいだったかな。
特に懐かしいわけでもなく、帰りたいわけでもなく
電話を切った。

その時、フッと何かが浮かんで消えた。
とらえ所のない感覚。

あぁ。。。もう、私は田舎に帰らないんだ。

歳をとって仕事を辞めたら、田舎に帰るのだろう。
漠然とした思いが、フワリと消えた。

私の老後はどこに住む。

無職の高齢者に世間は冷たいって言うしな。
路上生活はできそうにないよな。
居場所を確保しなくちゃ。

そろそろ真面目に考えよう。

懐かしいはずの同級生からの電話で、
私の心は田舎から離れた。
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