お月様にあいたくて

闇夜の砂漠で月を待つ。 それが日常。 たまには、こっそりひっそり毒でも吐こうか。

雑な読書感想文

『魚服記』を読んで

メダカの兄弟-わらべ


……………

まだ感受性が鋭かった十代のころ、太宰治の小説にはまった。
人生経験を積み重ねて、太宰を人としてどうよ?と思う大人になっても
彼の小説の中にある魅力を否定することはできそうにない。

『魚服記』はあらすじを書くほどでもない短い小説です。
※作者の死後50年が経ち、現在はこちらで読むことができます。青空文庫

《感想文》
大蛇になれなかったスワが、まっすぐ滝壺にむかい「くるくると木の葉のように吸いこまれた。」

大人になっていく少女の苛立ち。
大蛇になった。。。はずが、ただの小さな鮒だった。
所詮それが現実なのよね。
絶望するしかないわ。

   以上 第一弾


そんなふうに思っていたのだけど、今、読み返して違うかもと思った。

もしかしたら、この小説は眠っているスワの夢なのかも知れない。
くるくると吸い込まれた滝壺の先は、日常の世界(社会)?
「底辺で生きるって、こんなものかぁ~」と、目を覚ます。

雑踏の中、満員電車の中、現実を受け止めてそこに飛び込む。

ん?それは、私のこと?
ま。若いうちは目の前の現実さえ認識していなかったのだから
夢と現実に隔たりがあるとは思っていなかった。
可能性は無限大に広がっていたのよね。

スワは絶望したのだろうか?
日常に埋没したのだろうか?

   以上 第二弾


そして、です。
今回読み直してある言葉に引っかかった。
「疼痛」
初めて読んだとき、まだ子どもだった私は、酔っ払いのおとっつぁんに
「頭でもひっぱたかれた?」くらいにしか思っておりませんでしたよ。

ああ、そういうことだったのですか・・・
死にたくなるほど絶望的なお話しだわ。

   以上 第三弾 (これは感想といえるのか?)

… … … … …

『魚服』の意味がわからなくて調べたら、
『白竜魚服』という熟語に出会った。四字熟語辞典より抜粋

「白竜」は白い竜ということから、天帝の使者のこと。
「魚服」は魚の服装をするという意味から、身分の高い人がみすぼらしい格好をすることのたとえ。

ああ、スワは鮒にしかなれなかった。。。

…………………

おまけの【ポエム】

メダカたちが 群れて泳ぐよ
あっちの水は 甘かったんだって
むこうの水は 苦かったんだって

ねえねえ、それは誰が教えてくれたの?
ぼくがわたしが 泳いできたの

あらあら ウソはいけません
あっちも むこうも とっくに水がありません

それでは だれにも調べらない

つくりばなし つくりばなし
知ったかさんの つくりばなし

それでも 群はユラユラ泳ぐよ
知ったかさんに つられて泳ぐよ

………………

雑ですね。('-'*)

修学旅行の感想文を、1時間で3行しか書けなかったことが蘇る。
やっぱ、作文能力のなさは致命的。

とりあえず、私の老後へのお土産ってことにしときますかね。



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読書熱

このブログに『雑な感想文』というカテを作った。

最近、新聞を読むのに苦労している。
これは、老眼?
そろそろ眼鏡を買い替えなくてはいけませんかね。

しかし、なにぶん、先立つものがなくってねぇ~♪

とりあえず見えてるし。
もともと近視だったから、眼鏡をはずせば細かい字もバッチリ読めるの。

貧乏人にはありがたいお話しだわ。
ただ、その距離10㎝。
新聞に顔をすりつけるように読んでいる。

………………

若い頃は本を読むのが大好きだった。

最近本を読まなくなったのは、何年も超多忙だったせいか
読んでも文章が理解できなくなったせいか?

とにかく、読書から遠ざかっていた。


それが最近、本を読みたいと思うようになってきた。

そろそろ老後を視野に入れて、何か趣味を探していて
若い頃のように乱読することは不可能でも、
ゆっくりと本を読めたらと思うようになった。

ゆるゆると朽ちていく脳細胞がどれほど文章を理解できるか分からないけど
やはり、読書は私の性分にあっている気がする。

………………

などと思いながら、若い頃に読んだ本を思い出そうとしてアレレ?となった。
食いつくように読みあさった本のほとんどを忘れている。

なんとも自分の脳味噌が憐れである。

このまま歳を取ってしまえば、もっと忘れることが増えるのか?
ならばそうなる前に、かつて読んだ本の感想文でも書き留めてみましょうか。

とはいっても、いい加減な記憶をたどってのテキトウな感想文にしかならないけれど
いつかその本を読み返して、間違い探しをするのも楽しいかも知れない。

老後の楽しみを求めて、いざ、読書。

………………

現在、古本を取り寄せている。
他人がそれも誰だか知らない人が触れたものには抵抗があるけど、
絶版本はそれより他に入手手段がない。
一度読んで惚れ込んで、どうしても手許に置きたい本がある。

ああ、本を買いたい。眼鏡も買いたい。
されど、サイフの中に北風が吹きふける・・・ヒュ~~{{ (>_<) }}



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