雪が降らないなどと書いた翌日、イチョウの木は雪の重みでズルリと丸裸になった。
ビフォー・アフターのいさぎよさったらありゃしないわ。

その翌日の歩道は、融け始めた雪が凍って緩やかなデコボコのアイスバーンへと変わった。
注意して歩かないと、足がズリリとあらぬ方向にとられてしまう。
寒さで膝の痛みは復活。
リハビリ中のお年寄りなみの歩行速度。
誰も見てなかったら匍匐前進したいくらいだった。
でも、パートをサボるわけにもいかず、タクシーに何度も乗った。

骨に異常がないならば・・・整骨院に行くことにした。
「筋肉が硬直してますね。寒いからなおですね。お風呂に入るのはいいことですよ。」
いろいろ話して納得して帰宅。
国保が使えたので、1600円ちょいの支払いで済んだ。
次回はもっと安くなるそうだ。

家に帰ると速効でお風呂に湯を張った。
入浴剤をドバッと入れて浸かること小一時間。
ああ、膝の痛みも軽くなったわ~

 余談です
  私は風呂が嫌いです。『入らなくても死なない』『面倒臭い』のはもちろんですが
  風呂から出た後に必ず寒気が襲ってくるのがとてもイヤ。
  これは子どもの頃からで、身体の中からゾワゾワが広がる感じ。
  シャワーなら大丈夫なんだけど、風呂に浸かるとねぇ・・・
  風呂上がりに、汗をかきながら防寒対策が必要って、理解してくれる人はまずいない。

風呂から出ると、ホットカーペットのスイッチON。
裏起毛のズボンを穿き、厚手のセーターを着て一休み。
と、足先から冷えが・・・慌ててモコモコのルームシューズを履いてみたものの、時すでに遅し。
冷たさが足から手へ、そして身体全体が小刻みに震えだした。
それから先は大規模なブルブルへと発展。歯の根が合わないのサンプル状態。

ストーブの前に立って、ドラマを1本見て終わる頃、震えはなんとか止まったけど、
室温が28℃でもまだ寒いって?

体温を計ると38.5℃だった。

私が最初に思ったことは、
「死ぬにしても、この汚い部屋じゃまずい。」だった。
先に逝った娘の部屋がこの状態では、親に申し訳なさ過ぎる。

なので、大きな袋を引っぱりだして、テーブルの上のものを次々と放り込んだ。
仕訳する余裕なぞあるもんか! それでも、それでも、多少なりとは見た目良く・・・

・・・・・・片付け途中で眠ったらしく、自分のうなり声に目覚めたのは午前3時。
水をがぶ飲みして、アイスノン片手にベッドに倒れ込んだ。

翌日、体温は38℃まで下がっていたが、パートを休み病院へ行った。
鼻に綿棒を突っ込まれてのインフル検査は陰性。
フツーの解熱剤と風邪薬をもらって、カップ麺を買って帰って来た。

体はだるいが、ノドの腫れやくしゃみ鼻水もでないまま、翌日には37℃に。
そして今日は36℃。
あれは夢かと思えるほど、あっけなく完治。

多分これは、パート仕事からきた知恵熱のような気がしている。
使ってなかった脳味噌フル回転させてるから。

…………………

それにしても、自分が先に死んだとき、親が悲しむ顔より、
部屋の汚さに呆れる顔が浮かぶなんて、どうよ。

私は、一人暮らしの気ままさを存分に享受しているけど、
傍から見たら、そのわびしさ半端なし。
ってこと自覚してるってことかと、乾いた笑いがでてしまう。

さて、元気な内に片付けでもしておきますか。
親孝行にほど遠い娘は、親不孝の元を一つでも減らしておきたい。



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