ご近所に百均ができたとき、喜び勇んで出かけて行った。
可愛いコップ。シンプルな食器。便利グッズ。
これが100円で買えるなんて!と、感動した。

そして、何も買わずに帰って来た。

きっと私はアレを買ったら、壊れるまで使い続けるだろう。
というか、私が死んでも残っているんだろうな。
なんて思って、何ともわびしい気持ちになってしまった。

………………

テレビなんかで、百均グッズでナンチャラを作るとかってのを見ると
フツーに、疑問を抱いてしまう。

ボンドで貼ってとか、両面テープで貼り合わせてとか、お手軽にリフォームとか・・・
耐久性なんてものは、考えていないみたいで、
一体、どれくらいの期間でゴミにしてしまうの?などと。

「わぁー、100円には見えないわぁ~」とかって言っているけど
それなりの安物臭が漂っているわ。

百均だもの、捨ててしまっても百円よぉ~。
ってことかしら?
数をこなせばそれなりの額になりそうな気がするけど・・・

というより、多分100円の物に愛着は起きないわね。
 ↑ 個人の見解です。

だから私は、百均には捨てるものを買いに行く。
この前買ったのは、可愛いリボンのバレッタ。
これは、リボンの部分を運動靴のほころびを修理する布切れとして使う。

………………

私のように歳をとってしまえば、いつの間にか不要品は山のようにあり、
買い換えが必要なものはあまりない。

『あれば便利は、いらない物。』は、これまでに何度も体験した。
そういうものはいつの間にか使わなくなり、引越の時に足手まといとなった。

使える物を捨てる罪悪感て、あるのよね。
悲しきかな、貧乏人の性。

百均というのは、
生活の新陳代謝が激しい、若い人達には宝の山かも知れないが
年寄り(私のことです)から見たら、ゴミの山の一歩手前なのである。

 多分、40年近く使っている皮引き。
 まだまだ使えます。使います!
 BlogPaint


百均の物を買っても、置いとく余地はないのよね。



にほんブログ村