若い人を見て、思いをめぐらす。

唐突に、私にだとて若い時期はあったなどと思う。
未経験というのは無防備で、かなりマヌケな生き方をしてきた。
おかげでこの人生、擦り傷切り傷だらけだわ。

失敗に気づいて、やり直せた時点というのがはあっただろうに
立ち止まることなく、振り返ることなく、生きて来てしまったのは
やり直すことより、やることに夢中になれる若さがあったから。
自分にとっても、若さって罪だし、残酷なものだと思う。

あれからあまりに遠くに来てしまったので、
重ねた擦り傷達は立派なタコになって、私をしっかりガードしてくれる。
タコだらけのはずなのに、まだむき出しのやわらかな部分がどこかにあるらしく
たまに痛い思いをして、慌てることもあったりするけど
それは若さではなく、未熟って指摘されたら身も蓋もないわね。

まあ、この人生、大した後悔がある訳ではないけど、
これから先は、世間の視線を気にしつつ、大人ぶった(←あれ、老人か?)
賞味期限ギリギリみたいな生き方を強いられるのかと思うと
なんだかとっても息苦しいわ。
切ないわ。

とはいえ、これから先の未来を思うと、私はまだ若いのよ。
なーに、今の私は明日の私より若いのさ。
だから、寿命が尽きるまで今の私はまだ若いって思うことにしよう。

まだ現在進行形なのに未来を過去形で考えるのはやめなくちゃね。

私の人生、賞味期限は永遠です!

※今日はちょいと弱気な自分を鼓舞してみました。



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