花壇のハゲに芽吹いた植物。
いつの間にやら3本になっておりました。

毎日水やりをしていたら、驚異的なスピードで成長して
秋になるころには、その先端にポッチリとした小さなつぼみをつけました。

ウーム。
ヨモギならば穂のようにつぼみがつくはず。
チョコンとついたこのつぼみは、やはりヨモギではない。

さてはて、これまた雑草のヒメジオンか?
が、葉っぱの形状がかなり違う。

やがて開花。
それは柿色のコスモスでした。
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珍しい色のコスモスに社長はとてもお喜び。
「ビタミンカラーで元気が出るねぇ~♪」

私は、なんかどっかでみた覚えがあるようなないような…?
アレッ? フム! もしや、これは「キバナコスモス」?

気がつけば、街路樹の根元にも沢山の黄色い花たちが風にゆれる。
「これって、わざわざ植えたものなの?」
町内会の人に聞いたら、勝手に生えただけなのだとか。
去年はまったく見かけなかったのに、あなた達はどこから来たの?

雪が降ってしまう前に、街路樹の根元の花たちは処分されて
今、この花を見られるのは、我が社の花壇だけ。かも…
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この前の風雨で花びらはいたんでしまったけど、まだまだ元気に咲き誇っている。
曇りガラスを通して浮かぶ黄色の花。
秋の日差しで窓に写る影さえ淡くて可憐。
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いくつかの花が種を落として、また来年も花を咲かすのだろう。
その次の年も、次の年も。
今よりもっと盛大に。

興味本位で育てたヨモギ?が、こんなふうに花咲くなんて。

ただそれだけの話なんだけど、とてもとても楽しかった。
とてもとても嬉しかった。

なんとなく、明日の明日の明日~~~~諦めちゃいけないなって思ったりもする。




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