昨日の終業間際、急な仕事が飛び込んで来た。
悪態をつくひまもなく、取引先の担当者から泣きが入る。
「やってみますねぇ~、頑張りますねぇ~」
ウン、ウン。いつものことなのよ。
いつものように、やるしかないでしょ。
おそらく、「次回からは・・・」の次回のとき、我が社はないと思うけど
それまでは、今まで通り頑張りますわっ!
担当者もパニックで説明が意味不明だったり
私も勘違いで間違ってしまったり。
ようやく形になって帰ろうとしたとき、『全面的に変更』の連絡が来た。
もう、大声で高笑いしたわ。( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
いいのよ。外は真っ暗だけど。雨まで降ってきたけれど。
ラブの散歩は、ばっくれるしかないけれど。
ようやく仕事が一段落して、時計を見たら9時を過ぎていた。
ドラッグストアに行かなくちゃ。
外に出たら、吹く風が傘に回し蹴りをして来やがった。
降る雨があられに変わり、一瞬やわらかなものが足下に落ちて溶けた。
みぞれというには白かった。
雷が光る。鈍い音がお腹の底まで振るわせる。
ああ、秋が冬に追い立てられてる。
スーパーに併設された薬屋さんは閉まっていた。
9時までなんですって。
次のドラッグストアでは、「このドア、閉め忘れてたんです。」と、追い返された。
9時50分。
ん?まだ営業時間内だと思うけど…
おにいちゃん、早く帰りたかったのね。
ヘッドライトに照らされた雨が、地を這うように駆け抜けていく。
フム。雨足とはこのことか?
などと、トンチンカンなことが頭に浮かぶ。
その次のドラッグストアに飛び込んで、「営業時間は何時まで?」
と聞いたら「10時までです。」との返事が。
スゴスゴと引き返す私に、「すぐだったらいいですよ。」
おばちゃん(私より若いけど)は、なんだかほんのり優しかった。
店を出てすぐ、1番欲しかったサプリを買い忘れたことに気がついた。
相変わらずマヌケだわ、私。
死にかけのズック靴に雨が沁みて足が冷たい。
手に持った荷物をぶちまけて、大声で泣き叫べたらいいのにな。
少しは気持ちがスッとするかも。
でも、この歳じゃ病院送りになっちまうわね。
そういうことだけは避けたいわ。
思ったようにもの事が運ばない。
来年の今ごろ、私は何をしているのだろう。
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