ヌコが来なくなって丁度3ヶ月。
1日がかりで部屋を片付けた。

ケージを解体して、テーブルや椅子も北側の部屋に押し込んだ。
空っぽにした部屋に、ベッドを組み立て以前と同じ場所に置いた。
クローゼットの中身を入れ替えた。

使われることのなかった大量の猫砂をゴミ袋に移し替え
いつもヌコが眠っていたフリースもゴミ袋に詰め込んだ。
爪研ぎも、おもちゃも、トイレも、ヌコがいなければタダのゴミでしかない。

ヌコさん。あなたはもう、ここに帰っては来ないのかい?
ならば、私はあなたを思い出に換えなくてはいけないね。

かじり付いて身もだえしていたマタタビの枝が、とても切なくて、口惜しくて・・・
その姿が愛おしくて、悲しくて・・・

こんな気分もいつかは薄れて、思い出になるのでしょう。

………………

土曜日から連続でシフォンケーキを焼いた。
土・日・月で3個。
どれも成功。パチパチパチ←拍手

メレンゲを泡立て、焼き上がる様子をじっと見つめていた。
無心でいられるのは、なんと心が楽ちんなことでしょう。

土曜日の分は、味見をしてからラブの家に届けた。
日曜日の分は、一人で食べた。(O_O)
今日の分は、写真を撮り忘れて口惜しかったから焼いたけど
さて、どうしましょう。('-'*)

シフォン1
シフォン2


何も考えずにいられるならば、私はケーキを焼き続けたいのだけど…

………………

今、ベランダに来る猫は、チビの黒猫だけになった。
雪がグンととけて、どの子も自由に過ごしているのだろう。

チビ猫は、ヌコが来た時用のエサを食べに、ほぼ毎日ベランダにやって来る。
ヌコが来ないなら、そろそろエサを出すのはよそう。

チビネコ君。ごめんよ。もう、君に毎日は餌を出してはやれない。

私はあなたから自由を奪わない。
それは、あなたが野良で居続けるということで、
野良でいると言うことは、飢えても、病んでも、私は知らないということ。

人間の理屈で、他の動物の生きること死ぬことに手出しをしてはいけないのだと
ヌコが教えてくれたから。

私自身も、自由に生きて、自由に死にたいと思っている。
心を縛られたまま、人間らしく生きるのは、なんだかとても苦しいよ。

まあ、人間に自由なんて、これぽっちもないのだけどね。



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