美容室に行くのは面倒臭くて、できることなら行きたくはない。
切っても切っても髪は伸びるから、時間もお金も無駄だしね。

が、仕事をしているとさすがに放置はできませぬ。
若ければ可愛げもあるのだろうけど…
社会的なマナーを守る『義務』を感じるお年頃だからw

それと私は、髪が伸びると夜中に目が覚めて寝不足になる。
どうも私の寝返りは右回転らしく、グルグル回っているうちに
髪が顔に巻き付いて気持ち悪さに目が覚める。

髪の長い人って、寝るときどうしているのだろう。
リサーチしてみたら、「そのまま寝てますよ」だと。
フム、私の寝相が特殊ってことか・・・


で、久しぶりに美容室に行って来た。

シャンプー台に案内されて座ったら、お隣でシャンプー中のお客さんが大声で話していた。
そして笑った。「ギャハハハハッ」
ああ、高校生? 箸がころがっても楽しいお年頃よね。

私のシャンプーが終わっても、お隣はまだシャンプーをしていた。
そして、相変わらず大声で話していた。
「…でね、傍聴席で聞いてたら~~~その男、反省なんかしてないのが分かった~~」

あら、話題からするとお隣の人は大人だったのね。
私は席を移動して鏡の前に座る。
ドライヤーをかけ終わると、またあの話し声が聞こえて来た。
「○○放送局がぁ~、○○新聞のぉ~~、○○に知り合いがいてぇ~~~」

ん?すぐそばに居るの?
が、姿は見えないので、美容師さんに「お隣にいるのかと思った。」と話すと
「いえ、あっちの(一番遠くの)席なんですけど……w」

そのお客さん、美容室中に響き渡る声でお話しをし続けていた。。。
「裁判が~、殺人が~、報道が~、実は~私は知っている!」
お隣に座っているお客さんと美容師さんの会話をかき消すほどに。

いつも美容室では寝ることにしている私には、とても耳障り。
聞きたくもない話しが、ドライヤーの合間に聞こえて結構不愉快。
話題が殺人とかって、気分悪いし。寝させてくれよ。
美容師さんが「もうすぐお帰りになるので、静かになりますよ」と、小声で教えてくれた。

私「苦情とか言われても、どうしようもないですよね?」
美「いや、その時はそっと注意しに行ってますよ。」

あらら、他にも騒がしいお客さんはいるってことなの。
接客業は大変だわね。

やがて、話しは聞こえなくなって、お客さんが帰ったのが分かった。

なんだかまるで、宝塚女優のサスペンスものを聞かされてた気分w
自己顕示欲の強い人なんだろうなって、意地悪く思いながら
もしかしたら、寂しい人なのかもと、わずかに同情した。



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