社会保険の掛金は通常4・5・6月の3ヶ月分給与の平均額で決まる。
会社から年金機構に提出する書類を算定基礎届と申します。

で、働きながら厚生年金を受給していると、この届け出の額によって
年金の支給額が変わるのですが…

年金受給中のお兄様が、目を△にして私の所へやってきた。
「年金が年額○十万円減額される!」

はあ、それはそうでしょうね。。。
お兄様ったらお忘れかしら、4・5・6月と猛烈に残業したこと。

それも、1月からの仕事を溜めに溜めての残業でしたがねぇ。
まあ、社長も「急がないから。」とは言っていたけど、
1月2月の暇なときに全く仕事に手を付けず、
まさか、3ヶ月も放置するとは思ってもいませんでしたよ。

それに、算定基礎届けのことは以前に説明してあったはず。
それを知った上での残業だと思っていたのですがねぇ。

ま、結果。
算定基礎の金額がゴーンッと上がってしまった。
で、年金の受給額がゴーンッと下がってしまった。

これまた当然なのだけど、年金掛金あがって、一層手取額が減る。
お兄様の家計には大打撃となったことでしょう。

でも我が社、一応クリーンな会社なのよ。
だから、残業手当も、役所への届け出もきっちり出します。

それを分かった上で、仕事を溜めて、残業をして、年金減額で(#`皿´) ムキーーーー!
と、私に抗議されてもどうにもこうにも・・・テメーノアサヂエダロッ モニョモニョ ブツブツ

ま。さすがに、何十万も収入が減るのは気の毒なので、対策は講じることにしました。
基本の給料をちょいと下げさせてもらって、月額変更届けなるものを提出します。
これで、本来の年金掛金と年金受給額に戻るはず。

フーッ。
自分で墓穴掘っときながら、その穴埋めは私でござるか・・・

お兄様は言う「憲法で保障された基本的人権がうんぬん」
どうやら、年金の減額が基本的人権を侵すと言いたいらしいのだが
私にはさっぱりわけワカメ?

とりあえず、全くかみ合わないお応えをしておきました。
「1月からの仕事を処理してなかっただけでしょう!」

ったく・・・無駄な仕事を増やしくさって・・・とは、言えませんでしたけどw


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