営業君の悪口を書き始めたら、止まらなくなってしまった。
この嫌いさ加減はんぱない。

正確には怒り、憎悪の方が正しいかも。
営業君が退職して10年以上たっても、その感覚は今も衰えない。


━─━─━ 私が彼を嫌いな理由 ━─━─━

先輩の営業さんは、工場のオヤジたちの尻ぬぐいをしながらも、
たまには、言うべきことを言っていた。

だが、営業君はオヤジたちのご機嫌取りばかり。
「いや、分かりますよ。その気持ち。そういわれても、できませんよねぇ。」
オヤジ達が自分の仕事を優先してくれるという計算見え見えで、
陰に回って先輩営業さんの足をひっぱっていた。


営業君はマイペースで仕事をするのが好きらしく、午前に得意先回りをすると
その仕事を、夕方まで大事に抱え込んでいた。
それを、終業間際に、手際よく仕事をこなす女性にまわす。
その女性がグチるのよ。
「仕事は好きだからいいのよ。
 だけどね、終業間際に『明日の朝までに』って、それは、残業しろってことでしょ。
 午後からヒマしてたのに、どうしてまわさないんだか。
 先輩営業さんなら『時間があったら、やっといて』って、持って来てくれるのに。

 なにより、『やれよっ!』と言わんばかりの、態度がいやなのよ。
 仕事のできないオヤジには頼まないくせに。」


工場の最終工程にいたおばちゃんは、とても仕事の出来る人だった。
そのおばちゃんが、気を利かしてやった仕事にミスがあった。
やり直しは可能。だからやり直そうとするおばちゃんから仕事を取り上げて、
営業君は自分で作業を始めてしまった。

おばちゃんを前に、作業をしながらの独り言。
「余計なことしやがって。」

営業君。おばちゃんを泣かせて、さぞかし楽しかったことでしょう。


営業君の困ったクセ?
気に入らないことは、そっぽを向いたまま、独り言でつぶやく。
それも、立場の弱い人にむかってつぶやく。
あくまでも、独り言ね。
相手に面と向かって言う度胸はないのよ。

我が社、することがなかったら、本を読んでも、寝てても文句は言わない。
「ないのに、あるふりしても仕方ないだろ。」と、経営者は言う。←確かにw

「こちるさーん。することないですかぁ?」
パートの女性が時間をもてあまして聞いてきた。
「ないから、寝てたらぁ~w」そんな会話をしていると、
背中を向けて営業君がつぶやいた。
『床でも磨け!』

クゥ~~~ッ! ぶちのめしてやりたかったw
だが、あくまでも、あくまでも、あくまでも、営業君の独り言。


あいつ、性根が腐ってたわ。




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