記事とは無関係な動画ですけどw


イヤな事件だなと思う。

生殖医療と、延命医療。
命を扱う医療が発達して、生まれることも天寿を全うすることも、
自然にまかせることが難しいこんな時代だから、
とんでもない信念と使命感を持った、おかしな人が出現してしまったのか?

多分、正常とはいえない人なんだろうけど…


毎日このニュースを見ていて、
頭に浮かんだのは野良ネコの保護団体の代表の顔だった。

ヌコを捕まえた朝、獣医師に連絡してもらうために、かけた電話に彼女はこう言った。
「私なんて、死にかけの子猫を、徹夜で看病していたのよっ!」
「だからナニ?」とも言えず、私は「大変ですね。」と言ってみたものの、
それが、ヌコと私にどのような関係があったのかさっぱり分からなかった。

今思えば、あの時、あの人は、正常ではなかったのかもしれない。

彼女はイヤイヤでも信念をもって猫の保護にあたっている
すばらしい人である。賞賛されるべき人である。
と、思い込んでいる人だったのかも知れない。
実際、地方紙やタウン誌は彼女の活動を持ち上げて取り上げていた。

社会的貢献。賛同者。賞賛。功労者?名誉欲?
欲が奥が深いねw

人類の救世主と、猫の救世主。

対象が人か猫の違いだけで、案外、似たり寄ったりの思考の人は
どこにでもいるのかも知れない。

任せるべき自然がない時代だから、これからもこんな事件は起こるんだろうな…

私は自然死を遂げたいのだけど…



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