不動産屋の担当は、30歳前後のお兄さん。

初めてあった時は、黒のスーツに黒のトレンチコートという
なにやら悪徳不動産屋めいた姿に怖じ気づきそうになったけど、
話しをしてみると、とっても真面目な人だった。

というか、30代ってこんなに幼いの?と思える人だった。


住民票をとりに役所の出先機関に行くと「個人票ですか、世帯票ですか?」と聞かれた。
はて、住民票に種類があるとは知らなかった。
どちらを取れば良いのやら…

窓口の人に「かくかく、しかじか」と説明をしても
「どちらか指定してくれなくてはだせない」とのこと。
ふーっ。

担当のお兄さんに電話をかけて確認をとると、「分からない。」だって。
え?
聞き違ったのかと思ったけど、「分からない。」をくり返す。
はぁ。。。

さすがにね、カチンと来た。
不動産屋が分からないもの、私にわかる訳がないじゃないか!
そっちが用意しろと言ってきたんだろう!

はい。そのような趣旨のことを厳しい口調で申し立てましたです。

たじろいだお兄さんは、調べて電話をくれました。
「どちらでも良いそうです。」

そんなこと、調べなくちゃ分からないの?という不信感。

ちゃっちゃと終わらせたいのに、進んでいるやらいないやらの状態に
いい加減いらつき始めていた私。
もうね、購入かを決めてから1ヶ月以上がたっていた。
私の準備は整っているのに、さすがにね、面白がってはいられない。

売買が終わっていないから、部屋の鍵を渡してくれないのに、
リフォームの見積を持って来られても仕方がないではないか!

でもね、この小爆発、不動産屋のお兄ちゃんにはひどく応えたらしいのだ。

説明のためにアパートに来るたび、緊張のあまり大量の汗をながす。
だから、話しの間中ハンドタオルが手放せない。
呼吸困難でも起こされたらどうしよう。私は気が気ではなかった。
冗談ではなく、マジな話です。

普段温厚を装っている分、相手に与えるダメージは大きいのねw

こりゃいかん。

以後、お兄ちゃんが来るときはケーキとお茶を用意して、笑顔で迎える私。

ふーっ。めんどくさいヤツだわー。



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