お月様にあいたくて

闇夜の砂漠で月を待つ。 それが日常。 たまには、こっそりひっそり毒でも吐こうか。

ああ・・・エアコン!

以前、エアコンのことでグチったが、我が家にもエアコンはある。
○○電機で買った安いヤツ。
かつて住んでいたアパートに自費で設置して間もないものをここに連れてきた。

こいつが役立たずなのである。

引越のとき、家電設置サービスのオプションで分解クリーニングを頼んだ。
業者のお兄ちゃんは、私の苦手なペラペラと調子よくしゃべる人だった。
「急がないですよー」とは言った。
が、1ヶ月を過ぎても音沙汰なしで、さすがにしびれを切らして電話を入れた。
「あれー、まだでしたっけ?」と、とぼけたことを言う業者。
どうやら忘れて放置されていたらしい。

まあね、以前の南西向きの角部屋と違って、冷房がなくても平気だけど
せめて納期くらいは教えて欲しかったわ。

ま。それから半月くらい経ってエアコンは届いた。
「すんごく急いだんですよー。大変だったんですよー。」
って、忘れていたくせに恩着せがましい言葉を残して業者は帰って行った。


そして事件はこの地方には珍しい、暑くて雨の降る日におこった。
エアコンのスイッチを入れて間もなく、冷気と共にジャバジャバと水が滴り落ちた。
様子をみようと、しばらくバケツでその場をしのぎながら、
エアコンの除湿能力に感心したものだわ。本当に、ジャバジャバ♪ 除湿。

もう、あの業者にクレームを入れる気もおきなくて、メーカーに直接電話をした。
電話をしながら、恐る恐るスイッチを入れてみたが、ジャバジャバとはならなかった。

ジャバジャバの水漏れは、あれ1回きりで終わったらしい。
とりあえず、メデタシ?

が!ある日。
フィルターの自動クリーニングをかけたらミョーな音が…
ムーッムーッ、ゴリゴリ。とっても苦しげなんだけど…

カバーを開けた。カバーの爪が片方折れてなくなっていた。(笑

そしてフィルターを確認したら、ほこりがついたまんまだった。
引っこ抜いて調べたら、設置方向が逆になっていた。(笑

そして間もなく、ルーバー(吹き出し口)は開きっぱなしとなり、
上下の風向きの調整には、物差しが必需品とあいなった。(笑

多分、これって、あの業者の分解クリーニングのせいなんだろうな。
メーカーの保証期間内なんだけど、絶対にお金を取られるんだろうな。
などと、出費をおそれて、修理を諦めていた。
とりあえず、使えるし・・・

………………

先日、事務所にエアコンを取り付けに来た旧知の電器屋さんに、
意を決して、我が家のエアコン修理をお願いした。

なぜかカバーが開かずに悪戦苦闘する電器屋さん。

エアコンを調べて電器屋さんが言いました。
「全体にゆがんでいるんですが・・・
 フィルター掃除のモーター、もしかしたらやられてるかも・・・
 排水のホースの状態が・・・
 配管?が、通常ではあり得ない・・・」

フーッ。
もう、修理は諦めました。
そして電器屋さんにエアコンを注文しました。

量販店と違って、値段はとても高いので気絶しそう。
でもね、壊れたときのリスクを考えたら、致し方なしなのよ。

今ならまだ、働くこともできるし、貧乏なりに経済的な余裕もある。
まともな電器屋さんで、まともな物を買うことにした。
多分、これが私にとって最後のエアコン。

歳を取ってから、修理先を探す不安はなくなった。
老後の安心への保険&投資。

安いチラシ広告を見て、少し後悔が頭をよぎる。
でも、これでいいのだと自分を納得させている。

これからのためなのだと・・・



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にやく?

気温高めの日曜日の昼すぎ、ポロンポロンというピアノの音に窓を閉め
サーキュレーターの風量を中にしてまわす。

サーキュレーターの空気をかき混ぜる音が、侵入してくる音をかき消してくれる。

風量が中って、結構うるさい音なんだけど、下手くそなピアノにイライラするよりはまし。
テレビの音が聞きづらくなっても、大して見てるわけじゃないから、いいんじゃね?
とりあえず、さり気なく泣き寝入りするしかないのがご近所付き合いの極意ってもの。

まあ、付き合っちゃいませんけどね、
引っ越して来た当時は庭で会うたび、ご挨拶はしてましたけど
今は、お隣さんが庭にいると外に出ることは諦めている。

迷惑な相手に愛想をふる必要もなかろうって感じ。

下手くそなピアノも、庭から入る子どもの奇声も…
窓閉めて、サーキュレータ+換気扇&テレビを点けたらほぼ完璧にシャットアウト。
ボリュームを上げる方が、苦情を言うよりはるかに気楽ってものだわ。

お隣の姉妹ちゃん(推定年齢7歳・4歳)、早く大人になってくれないかなぁ~
と、思っていたら、親戚の男の子らしきモノがキャッキャと走っていて、脱力した。
平和な暮らしは、まだまだ遠いわ・・・

まあ、とりあえずサーキュレータのおかげで平穏でいられる。

今日もある程度の時間が経ったので、サーキュレータのスイッチを切った。
テレビは通販番組で、超有名メーカーの扇風機を紹介していた。
BGMとして聞き流すなら、通販番組は最高にいいわ。
司会のおねえちゃんが早口で商品を説明する。褒めまくる。まくしたてる。
どうでもいいようなことばかり言っていて、真面目に聞く必要なんてない。

でも今日は、あらら~ん?
おねえちゃんとメーカーの人の言葉に違和感を感じた。
扇風機なのに空気清浄機の『1台2役』の優れもの的なお話しだけど
ずっと『イチダイ ニヤク』と言い続けている。

それが高価なその扇風機の一番のウリなのだろう。
何度も何度も放たれる『イチダイ ニヤク』のフレーズが気になって仕方ない。

ピアノの音はすでに止んでいるのに
通販番組の『イチダイ ニヤクに』捕まっちまって、その言葉のたびに反応する私。
もしかして私が間違っているのかと、ググってみたりして
ストレスを感じながら、次はいつ言う。と、期待なんかしだす私。

注文はしないけど、電話してみたかったわ。
『フタヤク』ちゃうんかいっ!気になってしゃあないわ!
とかってツッコミの電話を(笑



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後ろから撃たれる

旧会社の改修工事が終わり、新たなテナントに引き渡しも済んで、
こっち方面の対応はお役御免となっている。

といっても、元々は社長の個人資産に関するものなので、
私には関係のない「お役」だったのだけど
前社長の時代からずっと管理をしてきた手前、かかわらずを得なかった。

改修工事の際に起こった数々のトラブルで私は自分のたくましさを知り
もの凄ーく自分にガッカリした。
私ってこんなに激しく気が強かった?

………………

一番困ったのは、社長が業者にきちんとクレームを入れないこと。
何故に自分の資産を守ろうとしない。言うべきことを言わない。
先方の明らかなミスで想像外のトバッチリを受けているのに
カッコつけてるんだかなんだか、高みの見物的な態度のおかげで
危うく丸め込まれそうになる。

イヤー、頭のいい人なのだよ。
とても常識的な人なのだよ。
育ちが良くて、温厚な人なのだが…

その温厚さ、育ちの良さがどうにも仇になっている感じで
私が業者にクレームを入れていると、「まあまあ…」と私をなだめにかかる。

はぁ~! である。

あんさん 社長、業者の前で私をなだめてどうする気?
あんさん 社長は業者に「資産価値を下げてくれてありがとう。」でも言うつもりか?

業者との交渉で私のサイフが暖かくなることはないし
辞めていく私には、全くもってどうでもいい話しではあるが
このビルに関することは、持ち主以上に知っている。

乗りかかった船。行きがけの駄賃。

私の退職より先に改修工事が終わるなら、
アホだと自覚しながらも、途中で放り出すなんて私にはできない。
無駄な義務感と責任感がムラムラと湧き起こる。

で、業者と理詰めで激しく戦うわけだ(笑

その横で、「別にいいんじゃない?」って感じをかもし出されて、私は戸惑うわけ。

あんさん、この工事にいくらかかると思っているの?
私のオンボロマンションなら、4戸分買っておつりが出るよね。
てか、後ろから撃つようなことを言うのは控えてくれませんかね。

「このビルの最後を、どうせ俺は見届けられないから、適当でもいいんだよ。」
って、言葉に
「確かに先に死んじゃうんでしょうけど、子どもや孫が引き継いだとき
 困らないようにするのが、親の義務でしょう!」
と、言ってやったわ。

どっちが身内よ・・・

………………

ようやく改修工事が終わって、社長が言った。
「こちる君のおかげで、無事に工事が終わった。」と。

ああ、とりあえず感謝はされているらしい。
撃たれたことは過ぎたこととして忘れてあげよう。

「退職金。たーんとはずんで下さいね」(笑


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結実・発芽

去年、風に飛ばされて駐車場にぶっ飛ばされたキバナコスモス。
花瓶に生けて、たまに栄養剤を与える程度だったのに、長い間咲き続けてくれた。

その根がない過酷な状態でも懸命に咲いて、実を付けてくれた。
ちゃんと熟したのか分からないくらい、ほそーい種。
これが種として正解なの?
これは、あなたの次の命につながっているの?
そんな力を持っているの?
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わずかばかりの種を集めて、春を待った。
桜の花が咲くころ、土に植えてやった。

それから1週間くらいで最初の芽が出た。
後を追うように数本も芽を出しニョキニョキ育った。
これでおしまい?
そう思っていたら、「寝坊しちゃった。テヘっ」って、感じで芽が出始めた。

2週間たった今は、このような状態。
去年、これぐらいの時、私はこれはヨモギかもと疑っていた。
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発芽順に背丈が違う。
育つ勢いもやっぱり違う。
それぞれに貯めることができた栄養の差は大きかったのだろうか。

それでも、思った以上に発芽してくれ、今は会社のエアコン室外機の上で
日向ぼっこをするのが日課になっている。

この小さな苗たちは、私と社長で半分こにする約束をしている。

夏の終わりのころ、また力強くオレンジの花を咲かせてくれるだろう。
そして、盗まれなければ、種がいっぱい採れるだろうから、
我が家の庭は、来年キバナコスモスで縁取られるであろう。
 ↑ 鬼さんたーんと笑ってくださいな。




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光陰矢のごとし。とは言いますが・・・

洗濯物を干していた。
ふと違和感を感じた下着。
片方の胸のだけ脱力している。

はぁ~? このコのワイヤーも逝きなさったか・・・
つい先日、別のコを見送ったばかりなのに・・・南無

貧乏なのに、貧乳とはいえない私。
とあるメーカー以外とは相性がよろしくない。

また出費か。
フーッ。

………………

この下着を買ったのは、あのお店。
ワンコの母ちゃんに車で何度か連れて行ってもらった。

そうそう、道順を覚えて、2割引の日を狙って、死ぬ気で車を運転して買いに行ったわ。

ん?
あのお店、お店の名前?
ジャスコだったわ。ジャスコ。
いつの間にかお店の名前が変わってしまってて、なにかの時に
「自分でジャスコに行けるから大丈夫。」って話したら。
「今は、イオンて言うんだよ。何年前の話をしてるの?」って笑われたわ。

一体いつからイオン?
さっきググったら、7年も前にイオンになってたわ。

てことは、私の下着は何年ものだったんだい?
8年・9年・10年、それ以上?
そりゃあねぇ、逝きなさるのも無理はないってことだわねぇ。

………………

ジャスコに連れて行ってもらったころ、ラブはまだ若くてやんちゃだった。
留守番をさせるのが忍びなく、一緒に車に乗って出かけると
前の座席から、後部座席にすっ飛んできて私にピタリと貼り付いていた。

激甘な私は、彼女をかかえ上げて外の景色を見せてやっていた。
「おっきな車だねぇ。ワンワンがいたねぇ。」
ラブは飽きることなく外を見続け、私の腕はプルプルと震えた。
4㎏の犬。20分の道のり。
「もういい加減におろしなさい。」笑いながら飼い主さんが言って
「なんだか、バストアップになりそうだわ。」私も笑っていた。

そうか。
つい最近の日常だと思っていたものが、遠い思い出になっていたのか。

………………

それはさておき、そのうち火曜日に下着を買いに行かねば。
そうさ。私は、イオンにいけるバス路線をみつけたのさ。

10年も経てば、それなりに成長して、知恵も身についたってことさ。


あれ~、思ってたオチにたどり着けなかった・・・

光陰矢のごとし。
って、あっという間にボケるぞ。という話ではありませぬ。
一応、念のため。



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