お月様にあいたくて

闇夜の砂漠で月を待つ。 それが日常。 たまには、こっそりひっそり毒でも吐こうか。

賞味期限は永遠です!

若い人を見て、思いをめぐらす。

唐突に、私にだとて若い時期はあったなどと思う。
未経験というのは無防備で、かなりマヌケな生き方をしてきた。
おかげでこの人生、擦り傷切り傷だらけだわ。

失敗に気づいて、やり直せた時点というのがはあっただろうに
立ち止まることなく、振り返ることなく、生きて来てしまったのは
やり直すことより、やることに夢中になれる若さがあったから。
自分にとっても、若さって罪だし、残酷なものだと思う。

あれからあまりに遠くに来てしまったので、
重ねた擦り傷達は立派なタコになって、私をしっかりガードしてくれる。
タコだらけのはずなのに、まだむき出しのやわらかな部分がどこかにあるらしく
たまに痛い思いをして、慌てることもあったりするけど
それは若さではなく、未熟って指摘されたら身も蓋もないわね。

まあ、この人生、大した後悔がある訳ではないけど、
これから先は、世間の視線を気にしつつ、大人ぶった(←あれ、老人か?)
賞味期限ギリギリみたいな生き方を強いられるのかと思うと
なんだかとっても息苦しいわ。
切ないわ。

とはいえ、これから先の未来を思うと、私はまだ若いのよ。
なーに、今の私は明日の私より若いのさ。
だから、寿命が尽きるまで今の私はまだ若いって思うことにしよう。

まだ現在進行形なのに未来を過去形で考えるのはやめなくちゃね。

私の人生、賞味期限は永遠です!

※今日はちょいと弱気な自分を鼓舞してみました。



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話はついてる?

世の中にはお門違いの勘違いヤローが結構いるみたいだ。

とあるブログを読んでいて、似て非なる話ではなく、
全然違うけど感覚として似てるなって思ったお話。

………………

会社を閉めるに当たって、得意先が困らないように同業者を紹介した。
必要なもの一式、データも含めて全て無料で提供した。
工場を見たいというので、存分にご覧いただいた。

までは、良かった。

何故か突然張り切り出すAさん。(A=同業者。仮名)

「あの機械が欲しい。この機械も、あの空き箱も・・・」
『ものによっては有償になりますけど、それで良ければ・・・』

「では、あれも、これも、それも~~~」
無償のものを次々にご指命。
私はそれに付箋をペタペタと貼る。

どうせ捨ててしまうくらいなら、使ってもらえるならそれでいい。
くらいに思っていたら、次に来た時にはすでに持ち帰る気満々で
大きなワゴン車でやってきた。

いや、あの・・・我が社はまだ営業しているのですがねぇ。。。
社長も私もその気迫に押されて、使わないものだけ差し上げることにした。

積み込みを手伝いがてら、片付けをする社長。

やがてAさんが工場に戻ってきて、「これももって帰りますわ。」と。
『え? これもですか? 社長は・・・?』

モゴモゴしている私にAさんは、ハッキリ、キッパリこう言った。
「話はついています!」

そして、速攻で車に積み込んでしまわれた…
そして、速攻で帰って行ってしまわれた…

その車を見送りつつ
あんなに急がなくても、あげる約束したものを他所にやったりしないのに
などと社長が笑いながら話しかけてくるので
「あの機械、あげるって言ったんですか?」と、聞いたら
「えっ! 言ってない! 話してすらいない。」ですと…時すでに遅し。
波風たてたくないので諦めましたわ。(゚∀゚)アヒャヒャ~~ 

そして社長が不在の時、Aさんは再びワゴンでやって来た。
「あの機械やこの機械。査定がでたら買い取りますから。」とのこと。
そして、欲しい機械のところに行くと、荷物をまとめだした。

『はあ? まだ、査定もクソもなうちに、何しとるんじゃ!』とは言えない。

穏やかに、角が立たないようお声をかける。
『色んなものがごっちゃに散らばってるので、業者に確認をとってから…』

手を止めることなく「分かってます。大丈夫です。」と、お応えいただいたわ。
フーッ。全く分かってない様子なんですがね。

前回の積み残しの物以外に、細々としたものを積み込むと帰って行かれた。

そしてAさん、3度目のアポなし来訪。
この時期、工場の片付けはかなり進んでいた。

社長と話をして、荷物を積み込んで、正面玄関から帰ったAさん。
「まいったなぁ~」と、言いつつ工場に向かう社長。

やがて、工場から姿を現し正面玄関から再び帰るAさん。Σ(゚д゚;)
(アレー、さっき正面から帰ったよね?)

Aさんの後から事務所に戻った社長が苦笑いをしている。
「工場に行ったら、ゴミ 捨てる物を漁っていた。裏口から入ったらしい。」

………………

Aさんに悪気はない。(らしい?)

「社長が会社を閉めるなら、有利になるようにしてあげます。
 この会社のイシ(意志? 遺志!)は、引き継ぎます。」

なに?その意味不明な上から目線。
こちらには引き継いでもらう【遺志】などない。←縁起でもないわ!

多分、Aさんは勘違いをしている。

会社を閉じるのは経営が苦しいからに違いない。って。
だから、機械を買ってやるんだから、便宜を図って当然なんだ。って。

言葉に出さなくても、そういう雰囲気がものすごーく伝わってくる。

我が社はかなりの余裕をもって廃業するんですが、
確かにこのご時世、そう思われても仕方ないとは思いますけどね。

でも、で、ある。

万が一我が社が倒産寸前であっても、
意味不明の恩に着せられるいわれはない。
ましてや、あなたに見下される覚えはない。

社長のぐち。
「まるで死肉を貪るハイエナ。あんな人だと思わなかった。」

『まだまだ元気で、生きてるのにねぇ~』by私。

………………

機械の査定が出たが、業者からはきちんとした話が来ない。
仕方がないので電話をかけてみた。

業者さんいわく
「Aさんに、“話はついている” と言われました。」

はて? Aさんは、だれと話をつけたやら・・・

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

全然違う話なんだけどね。

善意をもってご助力くださるとおっしゃるなら、
「人の足下見るんじゃねーよ。」って、言ってやりたい。



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犬のために服を縫う

つややかで美しい毛並みを持っていても、アンダーコートのない犬は、
この季節、散歩をするなら服を着せないと凍えきってブルブルと震えてしまう。

可愛い服を着せてやりたいのだけど、
規格外の体型に産まれた犬にあう既製服はどこの店にも売ってない。

なので、今まで何着か服を縫ってやった。
DVC00082 - コピー


春と秋用の服はフリース生地なのでもの凄く長持ち。
もう10年以上着続けているが、まだまだ現役。

冬用の布地はウールのマフラーとかオーバーをほどいたもの。
何度も濡れたり、洗濯したせいで縮んでしまってお尻が丸見え。

ラブはすっかりおばあちゃんになったのに、今も散歩は大好きで
どんなに外が寒くても必ず散歩のおねだりをする。
服はもうツンツルテンで、抱っこしたら小刻みに震えていたりするのに。

そこで、今年は服を縫ってやることにした。

やっぱり生地はウールでしょ。
だが、しかし、もう私の手許にマフラーはない。

そこで飼い主さんにお願いしてマフラーを提供してもらった。
だから、今回の服はちょっと地味な感じで仕上がった。
でも、その見た目、手触りはとっても上等。

娘さんが、「えっ! それ、ブランドものの~~~」と言っていたけど
自分で使う気はないらしいから、遠慮なく切り刻んでしまったわ(笑)

製作途中です。
ふく - コピー


市販の型紙を切ったり貼ったり引き延ばしたり
動きやすいように補正を3度も繰り返し
ギリギリで寒波襲来?に間に合った。

アホな私はこの服を作るためにミシンを買い替えた。
私のサイフにも寒波襲来。

ああ、私の懐にも防寒着が欲しい。。。



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サイマー脳は止まらない

昨年末に退職した人から電話が来た。

開口一番「社長、いる?」
社長は外出中だと伝えると、延々と近況報告。

いや、私は今仕事中で、パソコンとにらめっこ中なのだが…

最終的には「戻ったら携帯に電話くれるように伝えて」だと。
イヤな予感しかない。

以前からちょくちょくここで私がディスっているお兄様。

ああ、この人はこの歳になっても変わらないのだと意地悪く感心した。

……………

30代の頃、スナックで出会った「ちょっと年上」の女と同棲し
渡していた給料を全額使い込まれ、貯金はゼロ。
気がつけば女の年は10歳も上で、子どもがいて、孫までいた。

道理で、かたくなに健康保険の扶養家族になるのを拒否した訳だわ。
「ちょっと」の年の差が「かなり」だってバレちゃうもの。
(未入籍でも事実婚は健保の扶養になれる)

まあ、女は色々ごまかす生き物だけど、全く気づかないって、
お兄様も、お人好しなんだかバカなんだか。

女と別れるのに社長や私を巻き込んで一波乱。
痴話げんかを会社にまで持ち込まれて、ウンザリ、ゲンナリ。

なのに、それから数年後、何故か復縁。入籍。
男女のことは分からないので、どうしようと結構だが、
あの騒ぎは、まぼろし?

そして去年。自己破産。

嫁のリクエストに応えて
ちょっといい賃貸住まい。ちょっといい食べ物。
車買って、大型冷蔵庫2台おいて、
ストーブに、エアコンに、デロンギのヒーターとな?
冬になったら、光熱費だけで4万?5万?

そりゃ調子にのって散財してたら、あっという間に破綻するわね。

そして、現在。
再就職をしたそうな。
でも、思った以上に仕事がきついそうな。
ちょうど嫁が体調不良のため仕事を休んでいるそうな。
嫁の介護パンツの話? そんなもの聞きたくもないわ。

国保の掛金が高いそうな。
うん、うん。
給料と年金で結構な額だったから、仕方ないんじゃね?

……………

20代のころ、結婚して子どももいたというのに、
借金して、取立くって、偽装離婚して、家族とはそれっきり。
3歳の娘は可愛い盛りで・・・
涙ながらに語っていたのにねぇ~

生活を立て直すことより、目先の快楽に飛びつく癖、治らなかったんだね。

去年大病を患って、気力も体力も衰えたのだろう。
「もう、生活保護しかないんじゃないの?」と、言ったら
「自由がきかないのは、イヤ」なんだとさ。

この期に及んでナニ言うとりまんのや?

失敗をくり返しても、人って変わらないのね。
変わったつもりでも、いつの間にか元に戻ってしまうのね。

これから先、何年生きるのか分からないお年頃。
でも、この人は死ぬまでちょっと良い生活を目指すんだろうな。

……………

社長が電話を置いて言った。
「あれは、ダメだわ。」

サイマー脳は止まらない。



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それは本当の事件だった…

会社の上階にあったとある会社。
そこの社長が私は嫌いだった。

立て板に水とはこのことか?ってくらいペラペラとよく喋るおっさん。
何となく、言っていることの半分はホラ話な感じがして好きになれなかった。
いつの間にか郵便受けに鉛筆書きで「○○○」という会社名が書き込まれ
理由を聞くと「別会社の事務所が決まるまでの仮住所にしている」とのこと。

胡散臭さ半端なくても、退去するまで家賃はきっちり払ってくれてたので
こちらにとって、問題はなかったのだけど…

……………

退去してから間もなく、「○○○」という会社を知りませんかと訪ねて来る人が現れた。
ああ、鉛筆書きのあの会社のことらしい。
「退去しました」と言えば、たいていの人は諦めて帰ってくれた。

ただ、ある日やってきたお爺ちゃんは、
「何かの権利を貸したらそのまま逃げられたので裁判をしてるが、
 本人がどこにいるのか分からなくて探している」とかって…
気の毒だけど、退去後の行方を私は知らなかった。

その後は、忘れた頃に労働基準監督署とか社会保険事務所とか
税務署なんかがたまに来ていた。

あのおっさん、何をやらかしたのやら?

そして、去年の夏。
白ワイシャツに黒のズボンの男の子が会社に来た。
高校生が何しに来たの?なんて感じで対応したら、それは大人だった。

カウンターの影からそっと見せてくれた身分証は、警察手帳。(^0^;)
そして、十数年前に退去したその会社の社長のことを根掘り葉掘り聞かれた。
「名前。当時の年齢、雰囲気、様子、おっさんを見た感じ」その他もろもろ。

記憶の糸をたぐって、思い出せるかぎりのことを教えて差し上げたわ。
嫌いだった分、自分でも驚くほどよく覚えていたわよ(笑
「50~60代。調子がよくて、カタギ 一般人ではない感じ。」

聞くだけ聞いて警察官は、私の野次馬根性を満たすことなく帰って行った。

……………

年が明けて、次に来たのは年金機構。
「○○○という会社は…?」
十数年前に退去したこと。夏には警察が来たことを教えてあげた。
何度来たら気が済むんだ。

……………

あのおっさん、何したんだろうねぇ~?
税金踏み倒した?
社会保険払わなかった?
詐欺でもした?
何にしても、よからぬことをしたんだろうねぇ~

思いついて会社名とおっさんの名前をググったらヒットした。
『××(地名)の殺人犯逮捕』

それは、去年の夏のこと。
おっさんは、殺人犯になっていた。



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